ブログ
【腰痛】整形外科と整骨院どっちがベスト?選び方を徹底解説

腰痛に悩む方にとって、整形外科と整骨院のどちらを選ぶべきかは重要な選択です。
整形外科は、画像診断を通じて骨や神経の状態を詳しく診断し、急性の痛みやしびれに適した治療を行います。
一方、整骨院は手技療法を中心に筋肉や関節の調整を行い、慢性的な痛みの緩和に効果的です。
そのため、腰痛の症状や状況に応じて、どちらを選べばよいのかを理解することが、適切な治療を受ける第一歩となります。
この記事では、腰痛治療の選び方を症状別に詳しく解説します。
整形外科と整骨院の違いを理解しよう
腰痛に悩んでいると、「整形外科」と「整骨院」のどちらを選べばよいか迷うことがあります。
それぞれの施設には異なる役割と治療方法があり、選択肢を理解することが治療の第一歩です。
整形外科では医師が診断を行い、画像診断を駆使して骨や筋肉の状態を詳しく調べます。
一方、整骨院は柔道整復師が手技を中心に筋肉や関節の調整を行い、リハビリや痛みの緩和に特化しています。
急性の痛みには整形外科、慢性的な痛みには整骨院が効果的な場合もあります。
次に、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
整形外科の特徴と役割
整形外科は骨や筋肉、関節の専門医療を提供する診療科で、腰痛の原因を画像診断で特定し、科学的根拠に基づいた治療を行います。
レントゲンやMRIを使用して、骨や神経の状態を詳しく確認し、しびれや麻痺を伴う症状には早期の診断と治療が重要です。
治療方法には薬物療法やリハビリテーション、場合によっては手術が含まれ、これらは全て医学的根拠に基づいて提案されます。
腰痛の原因がはっきりしない場合や、重篤な症状が現れた場合には整形外科の診察が不可欠です。
整骨院の特徴と役割
整骨院では、柔道整復師が手技療法を中心に筋肉や関節を調整し、自然治癒力を高めることを目的としています。薬物や手術に頼らずに痛みを和らげることができ、特に慢性的な腰痛に効果があります。
具体的には、手技療法や電気治療、温熱療法などを用いて体のバランスを整えることに重点を置きます。
また、日常生活における姿勢や動作の改善にも有効で、慢性の腰痛を和らげる手助けとなります。
ただし、重篤な症状や骨折などには対応できないため、その際は整形外科での診断が必要です。
腰痛の症状別に見る整形外科と整骨院の選び方
腰痛の症状に応じて、整形外科と整骨院を使い分けることが大切です。
それぞれの施設が得意とする治療法を理解し、症状に適した場所を選ぶことで、より効果的な治療が受けられます。
以下に、症状別に適切な選び方を解説します。
しびれを伴う腰痛の場合
しびれが伴う腰痛の場合、まず整形外科を受診することをお勧めします。
しびれは神経に関連する問題が原因であることが多く、整形外科では神経や骨、筋肉の診断が専門的に行えます。
例えば、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など、しびれを引き起こす多くの原因を特定でき、MRIやCTスキャンを用いて詳細に調べることが可能です。
これにより、適切な治療法を提案してもらえます。
一方、整骨院ではしびれの原因に対する対応が難しいため、まずは整形外科での診断を受け、その後の治療方法を決めることが重要です。
急な腰痛に対する対応
急な腰痛には、まず整形外科での受診をお勧めします。
レントゲンやMRIなどの画像診断を通じて、急性の腰痛の原因を正確に特定できます。
特に、転倒や重い物を持ち上げた後に痛みが生じた場合、骨折や椎間板ヘルニアの疑いがあるため、早期に専門的な診断を受けることが大切です。
一方、整骨院では筋肉や関節の調整を行うため、急性腰痛にはまず整形外科での診断が不可欠で、その後整骨院での施術を補助的に行うことが推奨されます。
慢性的な腰痛へのアプローチ
慢性的な腰痛には、整形外科と整骨院の両方でアプローチが可能です。
整形外科では、医学的な検査を通じて腰痛の原因を特定し、薬物療法やリハビリテーションが行われます。
例えば、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの診断が必要な場合、整形外科の専門的な治療が有効です。
一方、整骨院は手技療法を中心に、筋肉や関節を調整し、姿勢改善や筋肉の緊張を解消することを目指します。
長期間続く姿勢の悪さや筋肉の緊張が原因である場合、整骨院での施術が効果的です。
このように、症状に応じて整形外科と整骨院を使い分けることで、慢性的な腰痛の改善につながります。
むち打ち後に避けるべき行動
むち打ちは腰痛と同様に、整形外科で診断・経過管理を受けるのが基本です。
整骨院等を利用する場合は、医師の診断内容を共有し、保険の適用可否(対象となる負傷か)や費用を事前に確認しましょう。
痛みを我慢して首を強く回す、自己判断で揉む、長時間の運転やスマホ操作などの行動を続けると負担が残りやすいため、回復を早める目的で避けるようにしてください。
整骨院を選ぶ際の重要ポイント
整骨院選びでは、料金体系の透明性や施術前のヒアリング・説明が重要です。
料金が明確でないと、施術後に予想外の請求が発生する恐れがあります。
そのため、施術前に十分な説明を受けることで、自分の症状に適した治療が行われるかどうかがわかり、安心して施術を受けられます。
また、口コミや評判を確認し、実際の施術内容や対応についてしっかり情報を得ることも大切です。
料金体系の透明性をチェック
整骨院選びの際には、料金体系が明確であることが非常に重要です。
初診料や施術料、オプション料金の詳細を事前に確認し、料金表をしっかりチェックしましょう。
また、保険適用の条件についても確認しておくことで、予算に合った整骨院を選ぶことができ、不安なく施術を受けることができます。
自費診療も検討
保険の範囲だけで改善しにくい場合は、自費診療のメニューも選択肢になります。
整形外科の診断内容を共有したうえで、施術の目的・回数・総額の見通し、そして途中で中止した場合の扱いまで事前に説明してくれる医院を選びましょう。
また、強引な回数券の提案がなく、保険施術との違いを明確に示してくれると、腰痛との併発時でも無理なく計画的に通えます。
施術前のヒアリングと説明の重要性
施術前には、しっかりとしたヒアリングと説明が行われる整骨院を選ぶことが大切です。
患者の症状や生活習慣、過去の病歴などをしっかりと聞き取ることで、最適な治療が提案されます。
また、施術内容や目的、効果についての説明を受けることで、安心して治療を受けることができます。
信頼できる施術者との関係を築くためにも、十分な説明を受けることが不可欠です。
口コミや評判の確認方法
口コミや評判を確認することは、整骨院選びの重要なステップです。
インターネットの口コミサイトやGoogleマップなどで、実際に治療を受けた患者の声を参考にできます。
さらに口コミだけでなく、知人や家族に直接話を聞くことも有効です。
実際の体験談は信頼性が高く、より具体的なアドバイスが得られるでしょう。
このように、複数の情報源を参考にすることで、自分に最適な整骨院を見つけやすくなります。
整形外科を選ぶ際の注意点
整形外科を選ぶ際には、複数の医師の意見を聞くことが大切です。
特に長期的な治療が必要な場合や腰痛の原因が特定できない場合は、セカンドオピニオンを活用することが有効です。
また、画像診断の結果だけに頼らず、医師とのコミュニケーションを通じて治療法を理解し、自分に最適な治療法を選ぶことが重要です。
画像診断の結果を鵜呑みにしない
整形外科では、レントゲンやMRIなどの画像診断が一般的ですが、これらの結果を鵜呑みにするのは危険です。
画像診断だけでは見えない筋肉や靭帯の問題が原因であることが多いため、画像診断は参考の一つとして考え、医師の診察や問診を重視しましょう。
また、画像診断の結果に納得できない場合は、他の専門医に意見を求めることも重要です。
セカンドオピニオンの活用
腰痛治療においてセカンドオピニオンを活用することは、重要な選択肢です。
整形外科の診断はX線やMRIを基にしていますが、これだけでは全ての症状に対応できるわけではありません。
特に治療方針に不安がある場合、別の医師の意見を聞くことで新たな治療方法を発見できる可能性があります。
セカンドオピニオンを求めることで、より自分に合った治療法を見つけることができ、納得した上で腰痛改善に取り組めます。
施設によって施術内容が変わる点を理解しておく
整骨院は医院ごとに得意分野や施術方針が異なるため、同じ「腰痛」でも内容が変わる点を理解しておくことが大切です。
そこで初回は、手技・電気・温熱など何を組み合わせるのか、痛みの評価方法や改善目標、施術者の資格・担当固定の有無、所要時間と総額の目安まで確認すると納得して通えます。
加えて整形外科の診断結果があれば共有し、禁忌がないかも相談しましょう。
説明が曖昧な場合は、一度立ち止まり他院も比較してください。
症状が悪化した場合は施術を中止する
施術後に痛みが強くなったり、しびれが広がったりする場合は、我慢せず施術を中止する判断が必要です。
なぜなら、炎症が強い急性期や神経症状が関与しているケースでは、刺激が負担になることがあるためです。
違和感が出たらその場で伝え、翌日以降も悪化するか、発熱・排尿排便の異常・脚の力が入りにくいなどがあれば早めに受診しましょう。
また、症状の変化をメモしたうえで整形外科で再評価を受けると、安全に治療方針を見直せます。
整形外科と整骨院の併用は可能か?
整形外科と整骨院の併用は可能なので、腰痛の症状に応じて適切な治療法を選ぶことが大切です。
整形外科では、骨や神経の異常を診断し、必要に応じて薬物療法や手術を行います。
一方、整骨院では手技療法を通じて筋肉や関節を調整し、リハビリや姿勢改善をサポートします。
整形外科で診断を受け、その後整骨院での施術を併用することで、より効果的な腰痛治療が期待できます。
ぎっくり腰にはどちらが効果的?
ぎっくり腰の初期段階では、まず整形外科での診断を受けることが重要です。
整形外科ではレントゲンやMRIで骨や筋肉を詳しく確認し、炎症を抑える薬を処方することができます。
対して急性期が過ぎ、痛みが和らいだ段階では、整骨院での施術が効果的です。
整骨院では筋肉の緊張をほぐすマッサージやストレッチを行い、再発防止をサポートします。
症状の段階に応じて整形外科と整骨院を組み合わせることで、効果的な治療が可能です。
慢性腰痛にはどちらを選ぶべきか?
慢性腰痛の場合、整形外科と整骨院のどちらを選ぶかは症状の原因によって異なります。
整形外科では、レントゲンやMRIを使って骨や神経の問題を診断し、薬物療法や手術を行います。
そのため、神経痛や骨の変形が疑われる場合には整形外科が適しています。
一方、慢性腰痛が筋肉や関節の歪みに起因する場合、整骨院での手技療法が有効です。
どちらも併用し、原因に応じた治療を受けることで、より効果的な改善が期待できます。
整形外科と整骨院で保険の扱いは変わる?
保険の扱いも施設ごとに異なります。
整形外科は保険医療機関として診察や検査が原則保険診療ですが、整骨院(接骨院)で保険の対象となるのは、外傷性が明確な急性・亜急性の負傷に限られます。
外傷性の根拠が乏しい慢性的な腰痛や肩こり、筋肉疲労などは原則として保険の対象外です。
まとめ:腰痛治療の選び方とそのポイント
腰痛治療においては、症状に応じた施設選びが重要です。
急性の痛みやしびれが伴う場合は整形外科を受診し、適切な診断と薬物療法を受けることが最も効果的です。
一方、慢性的な腰痛には整骨院での手技療法が有効で、姿勢改善や筋肉の調整に役立ちます。
症状に合わせて整形外科と整骨院をうまく使い分けることで、腰痛改善を効果的に進めることができます。
この記事の監修者
大脇 徹也Oowaki Tetsuya
合同会社 ナチュラルはりきゅう整骨院
院長 代表社員
プロフィール
「人の役に立ちたい」という思いから、大学卒業後、医療専門学校を経て鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師の国家資格を取得。その後鍼灸院や整骨院の勤務を経て、平成20年に現在のナチュラル鍼灸マッサージ整骨院を開設。治療家歴30年
思い
私が治療家になろうと決意したのは、20歳の時に交通事故にあったのがきっかけでした。その時ひどい「むちうち」に悩まされ「わらをもつかむ思い」で必死に治療院に通いました。その先生の献身的な治療により、完治することが出来ました。その時の感謝と感動は今でも忘れません。それと同時に、骨格矯正の重要性や東洋医学のすばらしさを学びました。これを機に治療家を目指そうと決意し、以前の私と同じように、どこに行っても治らない痛みでお困りの多くの方々を救い、笑顔にしたいという想いで今も日々技術向上に励んでおります。
資格
柔道整復師・鍼師、灸師、あんま・マッサージ・指圧師・SCT創術カイロプラクティック・AKA(関節運動学的アプローチ)
SNSアカウント





